生活習慣の改善で高血圧予防を

　健康診断などで高血圧とされた場合、軽症でも重症でも、食事療法をはじめとした生活習慣の改善が必須といわれています。そのうえで、必要に応じて降圧薬治療が加えられ、それが高血圧治療の基本になるとのこと。それほど、高血圧には生活習慣の見直しがなによりも大切だとされているそうです。.

また、高血圧の治療で指導される生活習慣の改善は、動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病全般の予防や治療にも有効とのこと。要はどんな人にとっても、健康を維持するためには、正しい生活習慣への見直しが必要といえそうです。

それでは、高血圧の生活習慣の改善では、どんな指導がされるのでしょうか。日本高血圧学会であげているのは、（1）塩分摂取を1日6g未満に制限する、（2）適正体重を維持する、（3）アルコールの摂取を制限する、（4）コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を制限する、（5）野菜や果物を積極的に摂取する（ただし、重篤な腎障害患者や糖尿病患者の例外あり）、（6）軽い運動を習慣にする、（7）禁煙する--この中で、2004年10月のガイドラインの改定で、（1）の塩分摂取量が7g未満から6g未満に変更。また（5）の野菜や果物に関する記述がプラスされたそうです。ここにも、厳しく血圧を管理しようという傾向があらわれています。



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2009/08/03 (Mon) 健康生活応援 Trackback() Comment(0)